「ゴジラ」は、1954年から続く東宝の怪獣映画シリーズで、巨大怪獣“ゴジラ”の破壊や活躍を描き、日本の怪獣映画の元祖とされる作品。
公開された『GODZILLA』予告映像では、ゴジラに対峙した人間たちの緊迫感あふれるやり取りが描かれている。また、初代ゴジラを彷彿とさせるフォルムと雄叫びも確認でき、ファンたちは映像に喜びのコメントを寄せている。
ハリウッド版『GODZILLA』を手がけるギャレス・エドワーズ監督は、大のゴジラファン。「これはモンスター・ムービーではない。ゴジラ・ムービーなんだ」と熱弁し、本作では「ゴジラが現実にいたらどうなるか?」というリアリティを追求したと訴える。監督のゴジラ愛はキャスティングにも表れており、1954年のオリジナル版で主演を務めた俳優・宝田明も出演するという。
主要キャストを務める渡辺謙は、「『え? いま、ゴジラ?』と思う人もいるかもしれません。でも、それを凌駕して余りあるだけのエネルギーが脚本にありました」と内容に太鼓判。『GODZILLA』は現実に起こっている問題も扱っていて、現代日本の苦悩のようなものが織り込まれていると説明。「ただのモンスター・ムービーに出るのではないモチベーションがすごくありました」と満足気に語っている。
『GODZILLA』は、2014年7月25日に全国にて公開。