11月16日(現地時間)、アメリカ映画芸術科学アカデミー主催の第5回「ガヴァナーズ・アワード」がハリウッド・アンド・ハイランド・センターで開催された。同賞は“アカデミー賞の一部”で、アカデミー賞の「名誉賞」「ジーン・ハーショルト友愛賞」「アービング・G・タルバーグ賞」の3部門の受賞者が発表される授賞式となっている。さらに、12月から開始されるアカデミー賞ノミネーションの投票を控え、アカデミー・メンバーへの作品のキャンペーンの場となる“裏の顔”を持っている、業界にとっては重要なイベントなのだ。会場では、映画会社重役やプロデューサー、監督、脚本家、俳優ら500名が優雅にディナーを楽しみながら、来年3月2日(現地時間)に行われるアカデミー賞を目指して、それぞれノミネーションの可能性のある自信作をおおいにアピール。その一部を紹介すると、サンドラ・ブロックの『ゼロ・グラビティ』、トム・ハンクスの『キャプテン・フィリップス』、マシュー・マコノヒーとジャレット・レトの『ダラス・バイヤーズクラブ』、ジェニファー・ローレンス、クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー共演の『アメリカン・ハッスル』、ハリソン・フォードの『42~世界を変えた男~』、フォレスト・ウィテカーの『大統領の執事の涙』、ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホールの『Prisoners』(原題)、マーク・ウォールバーグの『ローン・サバイバー』など、下馬評の高い作品の多くの作品関係者が一同に会した一夜となった。また授賞式では、「名誉賞」にコメディ俳優で最近はミュージシャンとしてのキャリアも開花したスティーヴ・マーティンと人気TVドラマシリーズ「ジェシカおばさんの事件簿」でエミー賞に4度輝いたアンジェラ・ランズベリー、「ジーン・ハーショルト友愛賞」にアンジェリーナ・ジョリー、「アーヴィング・G・タルバーグ賞」にイタリア人のコスチューム・デザイナーのピエロ・トッシがそれぞれオスカー像を手にした。そのほかにも、フランス人女優のレア・セドゥを始め、ベン・スティラー、ジョージ・ルーカス監督などが登場。この授賞式の模様は、3月2日(現地時間)のアカデミー賞授賞式のTV放送時に紹介される予定となっている。
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