天然ガスの利用促進をテーマとした展示会および専門コンファレンス、「ガスシフト21」が、2014年11月11~12日にパシフィコ横浜で開催されることが決定した。主催はガスシフト21実行委員会、実行委員長は柏木孝夫(東京工業大学特命教授/東京都市大学教授)。 日本では、原発依存の逓減、環境問題、再生可能エネルギー、分散型電源などの重要性が考えられている中、化石燃料の中ではCO2排出量が少ない天然ガスへの期待が高まっている。政府のエネルギー基本計画においても「天然ガスシフトを推進すべき」とされている。 天然ガスは火力発電、コジェネレーションの利用、産業利用における石油からの燃料転換をはじめ、交通、化学製品などのものづくりの分野への応用が期待されている。いっぽうで、関連する技術やパイプラインなどのインフラ構築などについて、さらなる発展や啓蒙が必要とされる。 このような背景を踏まえ「ガスシフト21」では、天然ガスシフトに関する最新動向とメリット、そして利用促進における課題を共有することで、関連技術や産業界の発展と活性化に寄与する。見込み来場者数は2日間で延べ2万人。出展の募集は2013年11月13日より開始、来場者の事前申込みは2014年9月上旬の開始を予定している。