ニールセンは11月12日、生活者のマルチスクリーン利用実態、特に複数デバイスの同時利用(ながら利用)状況を分析した結果を発表した。 この分析は、11月に発売された基礎調査データ「Nielsen Digital Consumer Database 2013(ニールセン・デジタル・コンシューマ・データベース2013)」をもとにしたものとなっている。本調査は9月20日~9月23日にかけて実施され、「パソコン」「従来型携帯電話」「スマートフォン」「タブレット」のいずれかのデバイスを通して月1回以上インターネットを利用している、日本全国の15歳以上の男女、計3,102人が対象となっている。 それによると、複数デバイスを保有するユーザーの61%が、「デバイスの同時利用」を経験していた。年代別では若年層の同時利用率が高く、10代~20代では、約80%のユーザーが同時利用を経験していたという。その際に利用されるスクリーンは、「テレビ×パソコン」の組み合わせがもっとも多く74%、次いで、「テレビ×スマートフォン」(46%)だった。 これを「テレビ視聴中」かつ「パソコンとスマートフォンの両方の所有者」という条件で見ると、スマートフォンの同時利用が49%、パソコンの同時利用が45%となり、スマートフォンが上回った。年代別ではスマートフォンを保有する10代の62%が、20代で54%がテレビに次ぐスクリーンとして利用しているが、30代を境として40代以上ではパソコンの割合がスマートフォンを逆転する。 なお“テレビ視聴中にスマートフォンをセカンドスクリーンとしてもっとも利用するユーザー”はスマートフォンで「ゲーム」(42%)、「通話やチャット・メール」(37%)、「SNS」(28%)を行っていた。
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