NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月28日、米国の大手ネットワーク事業者であるバーテラ社(Virtela Technology Services Incorporated)を買収したことを発表した。 全株式100%を約5億2500万USドル(約512.5億円)で取得することで、同社株主と基本合意に達した。 バーテラ社は、マネージドサービスや仮想化技術に強みを持つ企業。196カ国/地域においてMPLS/IPsec VPNを含むネットワークサービスやクラウド型マネージドネットワークサービスを提供している。今回の株式取得により、グローバルネットワーク事業の一体的提供の取り組みを強化するのが狙い。 今後は、両社のオペレーション統合によるグローバル一元的なオペレーション体制の推進、サービス統合によるより高度なクラウド型マネージドネットワークサービスの提供、ネットワーク統合によるエリア拡大やスケーラブルな帯域確保などを推進する。グローバルネットワークサービスの提供エリアも拡大し、ネットワークの統合も図る。 さらに同日NTT Comは、米国のデータセンター事業者RagingWire社の株式の約80%を、約3億5,000万USドル(約341.7億円)で取得することについて株主と基本合意に達した。これにより、米国においてNTT Comグループが提供するデータセンターのサーバールーム面積は約20,000平方メートルから約43,000平方メートルへ拡大する見込み。今後は、さらなる成長が期待される米国市場において、データセンターサービスを含めたトータルICTソリューションの提供能力を強化する。
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