いよいよiPhone 5c/5sが販売開始となる。注目は、iPhoneの性能差。3キャリアが提供するiPhoneの良し悪しは、通信速度の品質や速度が重要な決め手になっていくと言っても過言ではないだろう。RBB TODAYでは18日、1日の乗降者数が最も多い新宿駅(JR東日本エリア・2012年データ)で、夕方のラッシュとなる18:00から19:00の時間に調査した。 速度調査には、「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用。同一箇所で3回計測し、その平均値を算出した。使用した端末はNTTドコモ「Galaxy S4 SC-04E」、KDDI(au)「INFOBAR A02」、ソフトバンクモバイル「ARROWS A 202F」とKDDI・ソフトバンクモバイルの「iPhone 5」。 全端末の中で最も安定して高速だったのが、KDDIのAndroid端末「INFOBAR A02」。1, 2番線(埼京線・湘南新宿ライン)南側では、下り46.65Mbpsと今回の計測で最も速い結果となった。また、今回計測したすべての場所で5Mbps以上出ており、安定して通信できていた。 iPhone 5では、全体的にソフトバンクがKDDIを上回った。すべての場所で下り1Mbps以上出ており、RBB TODAYのスマホサイトを見ても、極端にもたつくというようなことはなかった。 「INFOBAR A02」は800MHzと1.5GHzの2つの周波数でLTEを使うことができる端末。今回どちらの周波数を掴んでいたのかははっきりしないが、20日に発売となるKDDIの「iPhone 5s/5c」では「iPhone 5」では対応していなかった800MHzの周波数に対応している。「iPhone 5s/5c」では、Android端末のような速度が出ることを期待したい。 一方で、結果が振るわなかったのは、ドコモの「Galaxy S4 SC-04E」。LTEでも通信が安定せず、計測エラーとなってしまう箇所もあった。特に13, 14番線(山手線内回り・総武線千葉方面)ホーム中央付近では、電波は掴むものの通信が非常に遅く、ウェブサイトの表示も難しい状況だった。NTTドコモからのiPhone登場を待ち望んでいた人も多いかもしれないが、まだまだ改善が必要であると感じた。 今回は、新宿駅、しかも帰宅ラッシュ時という過酷な条件だったかもしれない。編集部では発売後のiPhone 5端末で同様の調査を行い、結果の比較を試みたいと思っている。「RBB TODAY SPEED TEST」無料インストールはこちら(http://speed.rbbtoday.com/)
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