インターネットやテレビ、雑誌などでニュース情報をチェックしているときや、スーパーやコンビニに立ち寄ったときなどに、“限定”と銘打った商品に出合うことがある。 絶対に必要なわけでもないのに、「数量限定」や「期間限定」という言葉の響きに反応してしまい、“なんとなく買ってしまった……”という人もいるのではないだろうか。 マーケティングリサーチ事業を行っている株式会社バルクが、20代から60代の男女1,056名を対象に実施した『食品と飲料の限定商品』に関するアンケート結果によると、7割以上の人が、限定商品を購入したことがあると答えたという。 同調査の中で、限定商品の購入経験者に対し、購入した限定商品の種類を聞いたところ、「お菓子」が75.7%でトップとなり、次いで「スイーツ」が72.0%という結果に。限定商品の購入場所については、「飲料」と「アイス」をコンビニやスーパーで購入する人が多く、併せて9割以上を占めていた。 また、『限定商品(食品・飲料)を購入するときに、購入したいと思った理由は何ですか』と質問した結果、以下のようなランキングになった。 ■限定商品(食品・飲料)を購入したいと思った理由 第1位:限定という言葉に惹かれたから 第2位:普段買えない特別な感じがするから 第3位:試してみたかったから 第4位:買いたいと思っていたものに近かったから 第5位:知人からオススメされたり、話を聞いたから このほか、『こんな○○限定(食品・飲料)があったら面白い、買いたいと思うものはありますか』という問いに対し、「プロ野球ファン限定アルコール、ユニホームを着ていれば半額(21歳・女性)」、「朝限定ホットコーヒー半額(46歳・男性)」、「海がない県限定、海の香りのするお菓子(50歳・女性)」、「花粉の時期はティッシュ半額 (63歳・女性)」などの意見があった。