IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は13日、「サイボウズ メールワイズ」に情報漏えいの脆弱性があることを、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。 今回公開された「JVN#21103639」によると、「サイボウズ メールワイズ」に、件名に別のメールの内容が表示される脆弱性が存在するという。そのため、製品ユーザによって、閲覧権限のないメールの内容を取得される可能性があるとのこと。 該当するシステムは、サイボウズ メールワイズ(メールワイズ on cybozu.com、サイボウズ メールワイズ 5)5.0.4および5.0.5。ログイン処理が必要な操作であり、外部(インターネット網)から攻撃を受けることはない。 「メールワイズ on cybozu.com」については、2013年8月のメンテナンスにて改修、公開済み。「サイボウズ メールワイズ 5」は、5.0.6以上のバージョンへ、バージョンアップすることで対処可能。