国内最大のシネコンチェーン イオンシネマが、映画興行とビデオ・オンデマンド(VOD)を融合させた映像サービスに乗り出した。VODサービスの大手U-NEXTと協力して、「イオンシネマWEBスクリーン powered by U-NEXT」を7月1日より開始した。 劇場公開中の作品とU-NEXTが持つ豊富な映画作品のライブラリーを結びつける。話題の映画からVOD視聴へ、そしてVOD視聴から映画館への誘導を図る。映画ファンの多様な行動を、連続したサービスとする。
イオンシネマは、7月1日にワーナー・マイカルとイオンシネマズの統合により誕生したイオンエンターテイメントが運営している。早くも映画の新事業に積極的に取り組む。 今回開始された「イオンシネマWEBスクリーン powered by U-NEXT」には、「映画館へ行こう特集」などが設けられる。ここではイオンシネマにおいて上映中の作品に関連するビデオ・オンデマンド作品を膨大なコンテンツから紐づける。またレコメンドサービスの提供や、ビデオ・オンデマンドサービスでもらえるペイ・パー・ビュー(PPV)ポイントを映画館用の割引クーポンとして提供する。