NECアクセステクニカは、幕張メッセで開催の「Interop Tokyo 2013」にて802.11acに対応したホームルーター3種類を展示している。 同製品は、同社が特許出願中のμEBGを世界で初めて採用しているのが特徴。RBGとはメタマテリアルという人工媒質の1種で、特定のノイズのみカットできる特性をもつ。これを基盤に搭載することで、不要ノイズをカットし受信感度を約10倍に高めた。また、従来製品ではノイズ対策のために基盤周辺には部品を搭載することができなかったが、EBGを採用することで、周辺にも部品を配置することができ、小型化を図ることが可能になったという。なお、ノイズを遮断するパターンは渦巻のようなフィルター構造をとっている。NEC中央研究所グリーンプラットフォーム研究所の実験では、不要ノイズを最大で約10dB抑制というデータがでている。 またμSRアンテナを無線ルータの業界では初めて採用し、世界最小クラスのアンテナ素子を実現している。3×3、2×2、1×1のMIMOに対応した「Aterm WG1800HP」「Aterm WG1400HP」「Aterm WF800HP」3種類を用意する、 なお、上位機種2機種はIPv6対応となっている。★Interopの情報は、イベント情報メディアの「ExpoTODAY」でもチェック可能です。出展社情報ほか、資料ダウンロード、会場マップも展開します。