アメリカの空中曲芸師、ニック・ワレンダが、今度は米グランドキャニオンにおいて、約457mの高さから約381mの距離におよぶ綱渡りに命綱なしで挑戦する。このチャレンジの模様は、24日午前9時よりドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で日本独占生中継される。 この挑戦をするニック・ワレンダは、“空飛ぶワレンダ一家”と呼ばれる、安全ネットを使わないことで知られる名門曲芸ファミリーの7代目だ。これまでも、空飛ぶヘリコプターから歯でぶらさがったり、自転車での綱渡りなど数々のパフォーマンスを成功させ、7つの世界記録を保持するニックだが、なかでもナイアガラの滝の真上での綱渡りは有名。ナイアガラ挑戦時は命綱を使用したが、今回のグランドキャニオンでは、命綱なしで、高さ約457m長さ約381m幅約5cmの綱渡りにチャレンジ。これまでニックが挑戦したなかで最も高所での綱渡りとなる。成功すれば、“世界で初めてグランドキャニオンを綱渡りした記録”として、自身8つ目となる世界記録が樹立される。 「グランドキャニオン綱渡り生中継」はディスカバリーチャンネルで、24日午前9時~午前11時30分放送(150分間予定。※延長あり ※悪天候の場合は翌日以降に延期)。再放送(ハイライト編集版)は同日午後11時~深夜1時放送。