「けいおん!」シリーズや、『進撃の巨人』など数々の人気アニメに関わってきたポニーキャニオンが、新しいアニメを生み出す新たな挑戦に乗り出した。2013年6月より、「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」を実施することを発表した。アニメ化大賞はその名前のとおり、アニメ化するための作品を募集するものだ。募集作品は、アニメ化のための原作となるもの全て、マンガ、ノベル、イラスト、音楽などあらゆる表現方法を含む。ポニーキャニオンは、音楽CDや映像ソフトの大手、アニメ作品も充実しており、ファンにはお馴染みの存在だ。そんなポニーキャニオンが、次に目指すのが原作からのアニメ開発のようだ。マンガや小説だけでなく、イラストや音楽まで含めるという創作範囲の広さも驚きだが、募集資格も挑戦的だ。“無制限”とされているだけに、プロ・アマはもちろん、子どもから大人まで、また国内外を問わず挑戦出来そうだ。今回の企画にかける意気込みは、審査員の豪華さも窺える。アニメ製作会社からはプロダクション I.Gの石川光久・代表取締役社長、A-1 Picturesの植田益朗・代表取締役社長、ジェー・シー・スタッフの松倉友二・執行役員制作本部長と大物プロデユーサーが並ぶ。さらに多彩なコンテンツを手がけるグッドスマイルカンパニーの安藝貴範・代表取締役社長、先鋭的なゲームで人気を博すニトロプラスの小坂崇氣・代表取締役社長と広いコンテンツ分野から参加する。これにポニーキャニオンのアニメプロデューサーが加わる。また、アニメの知識の豊富さと愛情の深さで知られるニッポン放送 アナウンサーの吉田尚記さんが企画立上げから参加する。これまでにないユニークなコンテストになりそうだ。審査員の一人である石川光久さんは、「将来的にヒットコンテンツに成長する様な企画に巡り合いたい。マンガ家や作家の卵たちにとって、夢実現への最短のチャンスとなると思う。間口が広い大賞なので、原石のままでも遠慮せずに応募して欲しい。」とコメントする。詳しい情報は、新たにオープンしたアニメ化大賞のサイトにて公開する予定だ。また、ポニーキャニオンは今回の大賞を第1回としており、継続的に開催していくとしている。今後の動きから目が離せない。アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオンhttp://animeka.jpぽにきゃん.jphttp://ponican.jp/[審査員]安藝貴範 (グッドスマイルカンパニー 代表取締役社長)石川光久 (プロダクション・アイジー 代表取締役社長)植田益朗 (A-1 Pictures 代表取締役社長)小坂崇氣 (ニトロプラス 代表取締役社長)松倉友二 (ジェー・シー・スタッフ 執行役員制作本部長)ポニーキャニオン アニメプロデューサー[企画]ポニーキャニオン「アニメ化大賞」スタッフ/吉田尚記(ニッポン放送 アナウンサー)[賞金]大賞: アニメ化+賞金100万円/特別賞:30万円 [第1回:募集・選考]募集期間: 6月3日(月)~9月2日(月)※アナログは9月2日(月)消印有効、デジタルは9/2(月)23:59まで各賞発表: 10月下旬