講談社漫画賞に 「どうぶつの国」雷句誠さんらが決定
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本年は、児童部門に雷句誠さんの『どうぶつの国』、少年部門には新川直司さんの『四月は君の嘘』、少女マンガ部門はアルコさん(漫画)と河原和音さん(原作)による『俺物語!!』、そして一般部門は森高夕次(原作)とアダチケイジ(漫画)の『グラゼニ』、平本アキラの『監獄学園』の2タイトルである。合計5作品が受賞に輝いた。
『どうぶつの国』は2009年秋に、講談社が新たに創刊したマンガ雑誌「別冊少年マガジン」の目玉タイトルとして連載をスタートした。本作はヒトがほんとんど存在しない どうぶつの国で、タヌキのモノコに育てられたタロウザらを軸に話が進む。
少年向けのマンガ『金色のガッシュ!!』で大ヒットを飛ばした雷句誠さんの意欲作だ。雷句誠さんは、2002年には『金色のガッシュ』で小学館漫画賞少年向け部門も受賞している。これに続く大きな賞の受賞となった。
『四月は君の嘘』は「月刊少年マガジン」に連載中。クラシック音楽をテーマとするが、連載開始は2011年と比較的歴史は浅い。今後の期待も含めて、高く評価されたとみられる。
少女部門の『俺物語!!』は、「別冊マーガレット」に連載する。今回は他の4作品は、いずれも講談社の雑誌に掲載された作品だが、『俺物語!!』は唯一つ集英社の雑誌からである。
『グラゼニ』は「モーニング」、『監獄学園』は「ヤングマガジン」の連載作品である。『グラゼニ』はプロ野球とお金の関係を正面から取り上げた異色作、『監獄学園』は女生徒1000人のなかに入学した男子学生5人が引き起こすコメディマンガだ。
今回の選考委員は、安童夕馬さん、上田美和さん、藤沢とおるさん、藤島康介さん、前川たけしさん、松苗あけみさん、三田紀房さんが務めた。また受賞者にはいずれも賞状、ブロンズ像、副賞各100万円が贈られる。
講談社漫画賞
http://corp.kodansha.co.jp/award/manga.html
第37回 講談社漫画賞
[児童部門]
雷句誠 『どうぶつの国』
[少年部門]
新川直司 『四月は君の嘘』
[少女部門]
漫画:アルコ 原作:河原和音 『俺物語!!』
[一般部門]
原作:森高夕次 漫画:アダチケイジ 『グラゼニ』
平本アキラ 『監獄学園』