ソフトバンクモバイルは7日、2013年夏商戦向け新商品発表会を開催し、スマートフォン6機種、モバイルルーター1機種、みまもりシリーズ2機種の計9機種を発表した。また、新サービスとして、クラウドを使った理想の体づくりサポートサービス「SoftBank HealthCare」の発表も行った。 代表執行役社長兼CEOの孫正義氏は、「世界で最もスマホがつながりやすいのはソフトバンクである。これは、単なるイメージ戦略・広告戦略ではない。」と、つながりやすさ・速度で優れていることを強調した。 同社では、トラフィックの増大を見越して早くからWi-Fi整備を推進。さらに少セル化、ダブルLTEと組み合わせてスマホ時代のモバイルネットワークを構築してきたという。公衆Wi-Fiの品質改善としては、SIM認証方式の導入による認証時間の短縮、不安定なWi-Fiスポットを掴んだ場合に自動的に3G・LTEに切り替えるように制御する技術を導入。 AXGP技術を使ったSoftBank 4Gでは、小さな基地局を多く作り、トラフィックを分散する少セル化を進めた。そこで発生した基地局同士の電波干渉を抑えるために基地局をクラウド化し、電波干渉を抑えることに成功。この技術は、ディッシュと買収合戦をしている米国スプリント社のネットワーク整備にも活用できるとし、買収への優位性をここでもアピールした。 また、基地局整備にあたっては、ビッグデータを活用し、混みやすい場所、時間帯を分析して整備。その結果、つながりやすさ・通信速度No.1を実現できたとしている。 イー・モバイルの買収によって実現したダブルLTE。孫氏は、トラフィックの分散を「高速道路網が1車線から2車線になり、スイスイ流れていく」と表現し、iOS端末でも高速な通信が実現できると強調。今後も、当面はAndroid端末でSoftBank 4G、iOS端末で4G LTEにトラフィックを分散し、2つの高速ネットワークを効率的に活用していくという。
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