ドワンゴは27日と28日、幕張メッセで「ニコニコ超会議2」を開催した。昨年の第1回に引き続き、「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトにしたもので、今年は防衛省(自衛隊)や、各政党を含む全100ブースが出展。2日間の来場者は10万人を超えたという。このイベントはニコニコ動画の人気コンテンツがネットから飛び出し、現実のものとして大集合するもの。「歌ってみた」や「踊ってみた」など、人気の高い生主(コンテンツをニコニコ動画にアップする人たち)が実際のステージに登場することもあって、生主を目当てに集まる10-20歳代の若年層が多く集まる。そうした若年層にアピールするため、アニメ系などのコンテンツ関連企業だけでなく、防衛省も今年はブース規模を拡大。本物の戦車(10式)も会場内に持ち込んだ。政党もブースを構えてアピールしていたが、こちらに対する来場者の関心は今ひとつ…といった感じだった。主催者発表によると、開催2日間でのリアル来場者は10万3561人、会場からの公式生放送を視聴したネット来場者は509万4944人となり、昨年の第1回を上回った。