『NARUTO-ナルト-』などで、世界的に大人気を博しているマンガ家・岸本斉史さんの読み切り作品が、5月2日発売の「ジャンプスクエア」6月号(集英社)に掲載される。作品のタイトルは『マリオ』だ。『マリオ』は、岸本さんが『NARUTO-ナルト-』連載以前から構想していた物語であるという。ニューヨークを舞台に暗躍する殺し屋・マリオを主人公にした作品となっている。本作は、6月号の表紙とセンターカラーを飾っている。6月号の目玉作品のひとつとなっている。公開されたイラストでは、黒いスーツに身を包んだマリオが印象的だ。岸本さんは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で『NARUTO-ナルト-』を連載中の人気マンガ家だ。「ジャンプスクエア」で作品を発表するのは今回が初めてとなる。「週刊少年ジャンプ」での連載と並行しての読み切りの発表となった。忍者がテーマの『NARUTO-ナルト-』とは対照的なニューヨークが舞台の『マリオ』、世界中のファンから注目を集めそうだ。日本のみならず世界からも絶賛された岸本さんが、どのようなストーリーを描いているのか。ファン待望の読み切り作品がいよいよ明らかになる。「ジャンプスクエア」6月号ではそのほかも話題作が目白押しだ。『いちご100%』の河下水希さんがマンガを担当し、劇作家や小説家として活躍する大崎知仁さんが原作を務める『てとくち』の連載がスタートする。4月27日発売の「週刊少年ジャンプ」22・23合併号にプレ読切も掲載されている。いち早く作品の世界観を体感することができる。さらに「ジャンプスクエア」で『新テニスの王子様』を連載している許斐剛さんの特別読切作品 『Moon Walker LTD.~天空の小さな勇者~』も掲載される。許斐さんの読切は「週刊少年ジャンプ」22・23合併号にも掲載されており、本作はそのスピンオフとなる。「ジャンプスクエア」と「週刊少年ジャンプ」がコラボレーションを行い、作品を盛り上げていく。「ジャンプスクエア」6月号の発売にあわせて、4月29日から5月5日までJR新宿駅、JR渋谷駅、池袋駅、大阪駅、梅田駅などでポスターの駅貼りを行う。多くの人で賑わうゴールデンウィーク期間に掲示を行い、さらなる認知度獲得を目指している。[高橋克則]「ジャンプスクエア」http://jumpsq.shueisha.co.jp/「ジャンプスクエア」2013年6月号発売日: 2013年5月2日(木)定価: 550円(税込)体裁: B5判、無線綴じ