NTTぷららは17日、都内の本社で開催した事業戦略発表会において、クラウドゲームサービス「ひかりTVゲーム」の開始をアナウンスした。同社では2014年3月時点での会員数300万人を目標としており、会員獲得へ向けてのドライバーとする考えだ。 専用ゲーム機が不要で、ソフトの購入やダウンロードも不要。光回線を使ってストリーミング配信されたゲーム画面をコントローラやスマートフォンアプリで操作する。月額525円で約50タイトルが楽しめる。 ここでは、代表取締役社長 板東 浩二氏と報道関係者とのやりとりを紹介する。■ゲームサービスの事業に対するインパクトについてはどうか?数値としてどれくらいを見込んでいるのか?ヨーロッパでは仏大手通信のSFRがクラウドゲームサービスを行い、2年間で40万人の会員を集めている。我々も、できればそれくらいのペースでいければいいかなと思っている。ただ、SFRと我々のやり方は違うところもあるので、当面はできるだけ早い時期に10万人を集めたい。合わせて、プラットフォームを他にも提供することを考えてきたい。それにより、ユーザーも増やしていく■コンテンツのラインナップの展開は?(今回発表した)コナミやトミーといったパブリッシャーと組んで、独自のゲームも作っていきたい■専用のコントローラは必要?必要だ。スマホとかリモコンで操作できるクラウドゲームもあるが、(それらは)むしろ少なくて、基本はコントローラを配って使っていただく形だ。■クラウドゲームは複数人数参加で、別の地域で、しかも同時参加という形で楽しむことも可能なのか?6月3日から提供するゲームのなかには入っていないが、将来的には可能だと思う。■今回のサービスによってARPUは上がるのか?秋以降は新作のゲームなど個別に課金していくということも考えている。それによりARPUは上がるだろう■ゲームだけで加入もできるのか?加入できる■500円だけで、とりあえずゲームだけを楽しむという人もでてくるのか?そうだ。約500円でゲーム代を払っていただき、あとはSTBのレンタル料500円。合計毎月約1,000円払っていただければ、30~50本のゲームを毎月お楽しみいただける。(市場で販売されている)ゲーム機はそんなに安くないし、ソフトも高い。それが毎月500円(年間にすると6,000円)で楽しめるというのは、かなりお得感がでるのではないか?■そういう人たち(ゲームだけでひかりTVを楽しむ人)も会員としてカウントしていくのか?その通りだ。
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