今年は桜の開花が異例の早さでやってきた。その後、若干天候は崩れたもののいよいよ本格的な春から初夏に向けてなにかと活動的になる季節到来といったところだろう。5月のゴールデンウィークも控え海へ山へと本格的なレジャーシーズンもすぐそこまできている。ダイエットのウォーキングやジョギングもアウトドアが楽しい時期だ。 とはいうものの、女性にとって汗ばむ季節はメークも悩みのタネだ。汗で化粧崩れも気になるし顔を洗ったりシャワーを浴びるにしてもメークを全部落とさないとスッキリ爽快というわけにはいかない。夏服や水着に向けてダイエットしようと心に決めて、お昼休みに、あるいは就業前後に軽くランで汗をかく、なんてプランをたてても、ラン前後のメークで時間がとられたり、かといってメークがそのままだとどうにも不快で、後の仕事やイベントに集中できない、といったことにもなりがちだ。 メーク落としがカンタンにできれば、運動の前後や、深夜に疲れて帰宅したときなどもかなりラクになるのだが、そんな化粧下地がじつはある。資生堂から発売されている『フルメーク ウォッシャブル ベース(FWB)』は、いつものメーク前に使えば、ベースとしての効果だけでなく、40度のお湯で簡単にメーク落としが可能という商品だ。発売以来、その手軽さがOLや主婦に受けてヒット商品となっている。 ということで、FWBの効果を検証すべく、実際にランニングをやっている女性に使ってもらい、感想や使い心地などを伺った。協力してくれたのは、都内の小児歯科で歯科技工士として働く大政麻衣さんだ。彼女はテニスやゴルフなど体を動かすことが大好きな行動派だ。ランニングは最近始めたという。 まず、麻衣さんに走る前に、スッピンの状態からFWBでベースを作ってもらう。その後、普段どおりのメークをし、いつもどおりランを数キロこなしてもらう。程よく汗をかいていただいて、シャワーでも浴びたいとなったとき、メークを全部落として再びフルメークしてもらった。 走ってもらったのは皇居周辺のコースだ。当日の天候は晴れ。最高気温は21度という、ちょっと走っても充分汗ばむ陽気だった。