2013年に『それいけ!アンパンマン』はテレビアニメ放送25周年を迎えた。毎年公開されている映画シリーズも今年で25作目になる。映画最新作『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』は、7月6日(土)より全国ロードショーがスタートする。アンパンマン映画では、毎年ストーリーの中心となる新たなキャラクターが生まれ、子どもたちを楽しませてくれる。このたび、その新キャラクターが発表された。本作に登場するのは、雲の上に住んでいる小さな象の男の子「パオ」だ。パオは、鼻から大きなハンカチを出し空の掃除をする「ザジおじさん」のところで、自分もハンカチを出そうと毎日練習をしている。しかし、なかなかうまくいかず失敗ばかり。自分にできることはないかと考えるが、何もかも上手くいかず、深く心を閉ざしてしまう。そんな中、ばいきんまんはばいきんサーカスを開催。最新メカ「スゴイゾウ」が「ヨゴスゾウ」に変身して町中を汚していく。何もできない自分にくじけそうになるパオ。だが、どんな困難でもあきらめず立ち向かうアンパンマンの姿を見て、自分も希望を持って前に進むことを決意する。アンパンマン映画には、毎年テーマが設定されている。2012年に公開し、シリーズ歴代2位の大ヒットを記録した『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』に込められた思いは「復興」であった。アンパンマンの原作者やなせたかしさんは、子どもたちを元気づけたいと映画制作に取りかかった。そして映画が完成するやいなや「復興」の次は「希望」という今年のテーマを掲げたのだ。パオは、アンパンマンから希望をもらって成長していく魅力的なキャラクターだ。映画を盛り上げてくれるだけではなく、大切なメッセージも伝えてくれるだろう。4月12日(金)からは映画前売券が発売となる。劇場で購入するとオリジナル「サーカステント型ポーチ」がプレゼントされる。[高橋克則]『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』7月6日(土)全国公開http://anpanman.jp/movie2013/