3月29日(金)より、映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』の全国公開がスタートする。『コララインとボタンの魔女』を手掛けたライカ・エンターテインメントが、構想10年・制作期間3年を費やして完成させた3Dストップモーションアニメである。本作は死者と話せる少年ノーマンが封印された町ブライス・ホローの秘密を解き明かすアドベンチャームービーだ。アカデミー賞長編アニメ作品賞にノミネートされ、本年度の賞レースでは13冠に輝いている。その話題作が待望の日本公開を迎える。3月27日には公開記念イベントが行われた。しかも栗原さんは主人公のノーマンにそっくりだという理由で、、モデルの栗原類さんが参加。その場で本作の助っ人宣伝隊員に任命された。さらにイベントには、ノーマンと同じ服装、同じ髪型という姿で登場し、来場者を驚かせた。この場で映画の魅力についてぞんぶんに語った。栗原さんは「『パラノーマン』は全体的にダークな雰囲気でアニメとしてはちょっと異色だと思うんですけど、映像とかストーリーとか全てが良くて想像力をかき立てられるので、子どもも大人も楽しめると思います」と絶賛。さらに「ノーマンには変な部分もありますが、僕たちにもそれはあるし、この映画に出てくるキャラクターはみんな個性が強いので、何かしらのシンパシーを感じることができます」と登場人物に共感を寄せた。また映画の制作でも使用された3Dカラープリンターにより、この日のために作られた栗原さんそっくりのフィギュアがお披露目された。自分自身のフィギュアを見た栗原さんは「僕って意外と髪が長いんですね。僕なんかの人形、誰得なんでしょう」と語り、会場の笑いを誘った。続いて、本作の宣伝隊長であるスピリチュアル女子大生のCHIEさんが登場し、栗原さんの謎を探った。CHIEさんによると栗原さんのオーラは緑色、マイペースでやさしさがある人とのことだ。栗原さんは恐縮しながらも「当たっているかも…」とその能力に驚くなど、内容盛りだくさんのイベントとなった。[高橋克則]『パラノーマン ブライス・ホローの謎』3月29日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショーhttp://paranorman.jp/