ヤマハ発動機は3月14日と15日、電動アシスト自転車PASの2013年モデルの試乗会を開催した。ラインナップは、基本モデルの『PAS ナチュラ L』とその上位モデル『PAS ナチュラ L デラックス』(共に26型/24型の2種類)、ファッショナブルなデザインの『PAS Ami』(26型)、通勤・通学用途の『PAS CITY-L』と『PAS CITY-S』(27型)の5モデル。最新モデルの最大の特徴は、国内初の『トリプルセンサーシステム』を搭載したことだ。これは、車速を感知するスピードセンサーとペダルを踏み込む力を感知するトルクセンサーからなる従来のダブルセンサーに、ペダリングの速度を感知するクランク回転センサーを加えたもの。これにより、瞬時にかつ繊細に走行状況と乗り手の動きを把握して、滑らかで快適なアシスト走行を実現したという。同社SPV事業部マーケティング部の鹿嶋泰広氏は「従来のダブルセンサーは”ジョギング”、トリプルセンサーは”スケート”というイメージ。特にゆっくり漕ぐ時に効果を発揮するので、ペダルを踏む力の弱い方もスムーズに乗れる。電動から電動にステップアップする方にも自信を持ってお勧めできる」と言う。また、スイッチも新型に。手袋をしたままでも押しやすく、操作性も良くなった。選択している走行モードごとにあとkmアシスト走行できるのかの目安を表示する機能が加わったことで、安心感も増している。
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