ワコールとオムロンヘルスケアは、3月18日「春の睡眠の日」に向け、国内在住の20~40代の中で、ふだんパジャマに着替えず就寝する男女30人に、「パジャマに着替える」ことが実際の眠りにどのような影響を与えるのかの共同実験を行った。 パジャマ以外の「従来の衣類」で寝た場合、寝付きにかかる時間は平均47分だった。一方で、パジャマを着用して寝た場合の、寝付きにかかる時間は平均38分で、パジャマ着用前後では約9分間短縮された。 夜中の目覚め(中途覚醒)の回数もパジャマ以外を着用した従来衣類の状態では平均3.54回だったのが、パジャマを着用した状態では3.01回となり約15パーセント減少した。 全体の就床時間のうち、寝付きにかかる時間と夜中の目覚め(中途覚醒)の時間を除いた、実質的な睡眠時間の割合を示す「睡眠効率」は、パジャマ以外で84パーセント、パジャマで87パーセントとなり3パーセント改善した。