3月2日、東京・浜松町の文化放送メディアプラスホールで、「第七回声優アワード」の授賞式が開催された。会場には、12部門で栄誉に輝いた錚々たるメンバーが正装で登場し、数多く集まった取材陣を前に喜びを語った。「声優アワード」は、その年度に「最も印象に残る」声優や作品を対象にする賞として2006年に設立された。受賞者たちの業績を称えるとともに、声優という職業の地位向上に寄与することを目指している。本年度は昨年にひきつづき、授賞式にさきがけて、公式サイトで全受賞者が発表された。授賞式には、主演男優賞の梶裕貴さん、主演女優賞の阿澄佳奈さんを初めとする、ほぼ全員の受賞者が集まった。昨年、惜しくも物故された青野武さんの代わりに、奥様がトロフィーを受け取り、故人を偲んだ。また、舞台の地方公演のため欠席した田中真弓さんは、代わりに登壇した担当のマネージャーから本人からのメッセージが読み上げられた。新人男優賞の山本和臣さんが感激の涙で声をつまらせると、功労賞の野沢雅子さんがスピーチで触れて「自分も初々しくありたい」と述べたり、プレゼンターとして登壇した肝付兼太さんが「功労賞を取るまでがんばってください」とユーモラスにエールを送るなど、先輩たちの若手への温かな愛情を感じさせたのは、新人からベテランまでが集う「声優アワード」ならではの光景だった。阿澄佳奈さんは、第1回の朴璐美さん以来、主演女優賞の恒例となっている着物姿で登壇し「これからも頑張ります。声優のお仕事が大好きです」と目をうるませながら挨拶した。デビュー10年目での受賞となった主演男優賞の梶裕貴さんは、「自分一人では何もできない。素敵な人たちがまわりにいる事に、この賞をいただいて改めて気づかせてくれました」と、スタッフや共演者への感謝を述べていた。[多摩永遠]第7回声優アワードhttp://www.seiyuawards.jp/主演男優賞: 梶裕貴 主演女優賞: 阿澄佳奈 助演男優賞: 小野友樹、諏訪部順一 助演女優賞: 大原さやか、戸松遥 新人男優賞: 島﨑信長、山本和臣 新人女優賞: 石原夏織、大久保瑠美 歌唱賞: 後ろから這いより隊G(阿澄佳奈、松来未祐、大坪由佳)パーソナリティ賞:岩田光央 特別功労賞: 青野武 功労賞: 近石真介、野沢雅子 富山敬賞: 三ツ矢雄二 高橋和枝賞: 緒方恵美 シナジー賞: タツノコプロ創立50周年(大平透、森功至、岡本茉利、小原乃梨子)キッズファミリー賞: 田中真弓 最多得票賞: 神谷浩史(受賞者 50音順・敬称略)