博報堂は18日、ポスターやTVCMなど“広告”にスマートフォンをかざすことで、ユーザーに様々な情報を提供するiPhone用アプリ『広告+』の提供を開始した。 広告+は、博報堂がグループ企業の博報堂プロダクツ、博報堂アイ・スタジオと共同開発。世の中にある広告とスマートフォンを組み合わせることで、広告体験を広げるプラットフォームとしてアプリの普及を目指すもの。 広告+には、NECが開発した画像認識技術「GAZIRU」を採用、ポスターや雑誌などの静止画のほか、TVCMのような動画映像まで瞬時に認識することが可能。画像を認識するためのデータをサーバー側に用意することで、QRコードのように広告上に特別な加工を必要としないことを特長とする。 実際にアプリに対応した“広告”の前でスマートフォンをかざすと、知る、楽しむ、得をする、買う、と4つのアクションを示す画面が現れ、それぞれのアクションを行なうことで、商品購入、来店予約、キャンペーン情報、クーポン獲得といった、さまざまな情報を手に入れることができる。 アプリの開発を担当した博報堂の大澤智規氏は、「このアプリを土台にして、我々広告代理店と広告主さんとが一緒になって様々な事をおこなえる場所を用意することができました。世の中の広告とスマートフォンを組み合わせることで、いろいろなことを実現していけたらいいなと考えています」と語り、既存の広告に付加価値を高めるといった位置づけとなる。 また、「エリア限定の商品を発売するクライアントさんも多いので、今後GPS機能を活用してかざした場所に応じた情報といった、もっと世の中の人に密着した広告。あるいは、特定の場所に行くともらえる情報、時間帯で違った情報が出せるといった、今までの広告では出来なかったことを実現したいと考えています」と今後の展開を話した。
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