●準グランプリ「秋元康賞」勝又若菜(25歳、宮城県)タイトル:無題牛乳飲まいエピソード…12月に赤ちゃんが生まれます。つわりがひどく、ちゃんとした食事ができませんでした。そのせいか赤ちゃんがまだまだ小さいんです。心配した主人は毎日のように「牛乳のまい(飲みなさい)」と言ってくれます。●準グランプリ「松本侑子賞」タイトル「ひとつだけ」谷口しほ(29歳、富山県)父よりあなたを愛する人。エピソード…初めて父に彼氏を紹介したくて、何気なく『結婚相手の条件は?』と聞いたメールに対する父からの返信。その後、彼氏は父に認められ、旦那様になりました。●準グランプリ「堀北真希賞」井出志帆(36歳、東京都)タイトル「大好きな「しー」へ」昨日はまるまる1日ありがとう。ごめんね。洗濯ありがとう。ご飯ありがとう。お買い物ありがとう。カムイのお世話ありがとう。お風呂も入れないのに一人で全部大変なのにありがとう。ずっと一人でさみしいよね、疲れたよね。それでも文句言わずに一生懸命頑張ってくれてありがとう。感謝してます。丸一日会わなかったのは初めてだね。今日は昼の12時くらいに帰ります。9月20日木am3:00 エピソード…トラック運転手の仕事の旦那からのメール。毎日家事育児を手伝ってくれて、結婚してから会わない日はなかった。初めて会わない1日があった時のメールです。帰宅した時には、私は疲れ果てて寝ていました。そして、また私が起きる前に仕事へ。旦那の方が大変なのに、私の心配をして、とても愛されていると泣きながら読みました。●準グランプリ「丹羽多聞アンドリウ賞」梅田純子(36歳、愛知県)タイトル「家の壁」家の壁、ピンクから青い壁に塗り替えしました。どぅかな。色々あっても、気にしないで、帰ってきなさい。お父さんが、冬なのにバーベキューコンロ磨いてます。エピソード…結婚して2年で離婚になった私。近所のおばちゃん達からもご祝儀たくさんもらったから、実家に帰りづらくて、離婚も辛くて本当は泣いている私に、神奈川県の実家から嫁ぎ先の北海道で1人ぼっちの私に届いたメール。第11回愛のあるメール大賞●応募テーマ:人と人、心と心をつなぐメール。あなたの愛する人や、家族、友達との心に残るメールを募集します。●募集期間;2012年9月3日(月)〜10月31日(水) ●賞グランプリ:賞金30万円…1名準グランプリ/審査員賞:賞金10万円…4名、ほか NTTドコモによると、過去11回分の受賞作品の傾向を分析すると、カテゴリ別では親子間のメールが最も多い。また受賞作品の内容を読み解くと、親子や友人というカテゴリに関わらず、相手を思いやり、時には励まし合ったり叱咤激励したりするような、『絆』を感じさせる作品が多いという。