NTT(日本電信電話)は13日、NTT技術史料館に「インターネットの技術」コーナーを新たに開設したと発表した。 NTT技術資料館はNTT武蔵野研究開発センタ内にある資料館で、2000年11月に開設され日本電信電話公社発足(1952年)以降の電気通信における技術開発の歴史的資産が展示されている。 新設された「インターネットの技術」コーナーは、ARPANET(アーパネット)の誕生から現在に至るまで、インターネット技術発展の歴史を年代に沿って5つのカテゴリーに分類して展示している。●カテゴリ1.インターネットのはじまり<主な展示>・日本で最初に日米間TCP/IP接続実験に使用されたルータ・ISOC(Internet Society)創立メンバーに贈られた楯●カテゴリ2.ワールドワイドウェブ(WWW)の登場<主な展示>・日本最初のポータルサイト「NTTホームページ」・「ワールドワイドウェブ(WWW)の立役者たち」※ビデオ映像●カテゴリ3.インターネット接続サービスの商用化<主な展示>・OCNサービス開始時に使用した基幹ルータ・加入者ルータ・マルチメディア通信の共同利用実験やOCNサービス開始当時のパンフレット●カテゴリ4.インターネットアクセス回線の高速化/多様化<主な展示>・ISDNダイヤルアップルータ・フレッツサービスに使用されたコアルータ・エッジルータ●カテゴリ5.端末/サービスの多様化<主な展示>・初期のiモード端末・ホームページの閲覧や電子メールを利用できるISDN対応ディジタル電話機