そんな中、NTTドコモが4月に投入する新たなハイエンド端末が、LGエレクトロニクスの「Optimus G Pro L-04E」だ。IPSパネルを使った高精細フルHD液晶に、クロック周波数1.7GHzのクアッドコアCPU、さらに3,000mAhの大容量バッテリー搭載と、前モデルのハイスペック志向を進化させる形でスペックアップを図っている。だが、L-04Eが面白いのは、そのスペックと端末の機能面がしっかりと噛み合っている点だ。
スマホに限らず、全てのコンピューターはほとんど宿命的に、より高性能になることを目指している。だが、性能の高さが常にユーザー体験を革新してくれるとは限らない。「Optimus G Pro L-04E」は、ハイエンド志向とユーザー体験を変えようとする意志がしっかり噛み合っていると感じさせてくれる端末だ。
《小林聖》