EMCジャパンは31日、企業内ビッグデータの保存と管理に対応したスケールアウトNAS「EMC Isilon (アイシロン)」の最新版を販売開始した。「Isilon X400」「Isilon NL400」の2機種となる。 「Isilon」最新版は、次世代アーキテクチャとして、最新オペレーティング・システム「OneFS 7.0」ならびに大容量ディスク・ドライブを搭載し、ビッグデータの保存と管理に最適なストレージとなっている。「OneFS 7.0」は、セキュリティ、データ保護、相互運用性、パフォーマンスやスケーラビリティを大幅に強化し、改ざん防止機能(WORM)のSEC(米国証券取引委員会)Rule 17a-4対応、仮想化対応(VASAおよびVAAI)など、スケールアウトNASでは業界初の機能を搭載している。また、これまで最大で3TBだったハードディスク・ドライブが、4TBに対応した。 これにより、これまでメディア・エンターテイメントやハイパフォーマンス・コンピューティングなどの特定分野で主に利用されていたスケールアウトNASが、ファイル共有、アーカイブ、ホームディレクトリ、仮想環境の共有ストレージなどの一般的なNAS用途で使用可能になっているとのこと。 価格はIsilon X400が14,457,200円:144TB(4TB x 36)、Isilon NL400が11,362,200円:144TB(4TB x 36)。Isilonサポート契約済みの場合は、無償で「OneFS 7.0」にアップグレード可能。
アイシロン、10ペタバイト対応のスケールアウトNAS「Isilon IQ 72000x」「同72NL」発表 2009年11月18日 米Isilon Systems, Inc.(アイシロン・システムズ)は18日、…