ソフトバンクテレコムと西菱電機は29日、全国のタクシー、トラックなどの商用車向けに、車載用IP無線サービスの販売を連携して行うことを発表した。2月1日から提供を開始する。 車載無線機としてソフトバンクモバイルの「SoftBank 201SJ」(西菱電機製)を使用し、携帯電話網を活用することで、ソフトバンクモバイルの通信サービスエリア内での通信・音声通話(単方向)を可能とするもの。車両一斉呼び出しやトラッキング、動態管理などの需要にも対応する。 携帯電話網を活用することで、広い通信エリアに対応するとともに、従来の業務用無線のような、無線免許申請や無線資格従事者による工事が不要なのが特長。通話料、オプション利用料などもそれぞれ月額料金定額で提供する。またASP型のGPSを使った位置情報サービスにより、配車・運行・業務支援機能を提供する。