カスタマー・コミュニケーションズは、全国食品スーパー150万人のID-POSデータを用い、「鍋つゆ」(レトルト、瓶などの鍋専用つゆ)に関する調査を実施した。 今年9月から11月までの鍋つゆの売れ行きと平均気温(東京都)の関係を見ると、平均気温が20度前後になる9月下旬ごろから売り上げが上昇し、20度以下になる10月初旬から更に伸長している。曜日別に見ると土曜日、日曜日での売り上げが特に上昇している。 鍋つゆを大きく4つの味に区分して、買われ方を見てみると、9月から11月の3ヶ月間で同じ味を買う人は全体の77.3パーセントだった。2種類以上の異なる味を購入している人は22.7パーセントとなっている。 1種類購入者77.3パーセントのうち、34.9パーセントが和風あっさり味購入者、次いで20.9パーセントが韓国風となっている。また、2種類購入者18.8パーセントのうち14パーセントが、和風あっさり味と和風こってり味・韓国風・洋風のいずれかを組み合わせて購入している人だった。