世界最大規模の家電製品トレードショー、International CESが8日(現地時間)、米ラスベガスで開幕した。3250社・団体が17万6500平方メートルの会場に出展、いずれも去年の数字を上回り、最大の数字となった。主催はCEA=電子家電協会、会期は11日まで。 「約2万点の新製品が今週のCESで発表される」とCEAの会長でCEOのゲイリー・シャピーロはいう。「地球規模で活動するメジャーな技術系企業にとって、今回のCESは自社のショーケースとしてまたとない機会になる」。 クアルコムの会長でCEOのポール・ジェイコブスは7日、プレショーの基調講演で、同社のルーツがモバイルにあることを強調した。「皆さんの活動の中心にあるモバイルデバイス、その心臓部にクアルコムがある」。 ジェイコブスの講演には、サプライズで、マイクロソフトの会長でCEOのスティーブ・バルマーが参加、クアルコムの「Snapdragon」プロセッサーを搭載したウインドウズ製品のデモを行なった。 8日の開幕基調講演には、パナソニックの津賀一宏社長が登壇予定だ。CES新製品・新技術ハイライト