今や世界中で愛される日本生まれのインスタント食品「カップヌードル」(日清食品)。海外では、日本で販売されているものとは違ったフレーバーが存在していることも知られているが、そんな“ご当地カップヌードル”を、旅行者向け口コミサイト「トリップアドバイザー」が紹介している。 同サイトでは、カラオケやウォークマンと並んで世界に普及した日本の発明品、カップヌードルの各国のバージョンで世界を巡る、すごろく風のインフォグラフィックを掲載している。その中で紹介しているカップヌードルは、日本のほかアメリカやメキシコ、ドイツ、インド、タイ、中国など12ヵ国の主なフレーバー計37種類をセレクトしている。 各国のカップヌードルの特徴が紹介されており、例えばアメリカでは、箸を使う文化がないため、フォークで食べやすいように麺は短め。メキシコではサルサソースをかけライムを絞って食べるのが主流で、ホットソースが別添したシリーズも好評。インドではベジタリアンが多いため、肉や魚介を使わない商品が主流。中国では商品名にカップヌードルの発音に近い「合味道(ハップメイドー)」という漢字が使われている……などといった具合だ。 人気のフレーバーも各国それぞれに違いがあり、アメリカではチキン、メキシコではシュリンプ・ホットソース、インドではマサラ、タイではトムヤムクンなどが一番人気。また、それぞれの日本円での価格なども紹介している。