氷河期の動物たちを描く3Dコンピュータアニメーション・アドベンチャー・コメディ映画「アイス・エイジ」シリーズの4作目、『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』が12月7日、DVDで日本発売される。主役のマンモス、マニーの声を演じる山寺宏一が作品の見所、思い入れを語った。 『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』は、2012年の世界興行収入で、『アベンジャーズ』、『ダークナイト ライジング』に次いで3位、アニメ映画としては1位の作品だが、日本ではDVDでの発売となる。--- まず主役マニーの声を演じる山寺さんから、作品を紹介して下さい。山寺 娘を心配するお父さんの家庭ドラマ。地殻変動で家族がバラバラになってしまう。マニー、ディエゴ、シドの3人が氷山に乗って海に流される。家族の絆を確認することになり、3人の間の絆も深まる。3人それぞれに出会いがあって、さらに海賊も襲ってきて、てんやわんや、さてどうなるか。シリーズ4作の中でいちばん面白い。--- 前作までと比べて、新作はどのように新しくなったのでしょう。山寺 スケールがますます大きくなりました。スクラットなんか地球を……(笑)。いっぽうで、お父さんになったマニーは見る人の身近になった。見る人それぞれが自分の問題と照らし合わせ、感情移入できるのではないでしょうか。新登場のキャラも含めて、みなキャラが濃くなっていますね。--- 山寺さんご自身、10年間シリーズを演じ続けて、気をつけていることはありますか。山寺 10年間、連続してやっていれば変化は気にしなくていいのでしょうが、ポツポツですからね。技術的なことでは声を変えないようにしています。物事に動じないマンモス。英語版を演じているロマーノさんの声に近いところを意識しています。いっぽう物語中でキャラは成長していますから、ひさびさに登場する分は変わっていてもいいのかな、と。子供はいませんが、私も新しい家族になるなど、自分とかぶる部分がありますし。--- マニーには娘がいるのですが、山寺さんはどのような父親になりそうですか。山寺 私は言われていない文句に腹を立てるぐらい(笑)心配性で取り越し苦労をするので、「できたら」と想像するだけで心配でしょうがない。いじめとか教育とか、問題がいっぱいありますよね。でも口うるさいのはまずいな。心配するより子供を信頼する。しゃべりたがりなので、自分の意見を押し付けないようにして、子供の話を聞いてあげる父親になりたいですね。自分の中に大人になりきれていない部分があるので、それは子供がいないせいかなとも思います。子育てで自分が成長したいですね。--- 話を作品に戻して、声優陣も長くいっしょにやっている方あり、新しい方ありですね。山寺 ディエゴが石塚運昇さんに交代しました。よくご一緒しているので楽しくやらせていただきました。シド役の太田光さんはすごく上手い。声優専業ではないのですが、その時々のスタンスで才能を発揮する、まさにマルチな天才ですね。--- この後、新天地でマニーたちにはどんな生活が待っていると思いますか。山寺 新しい希望。大変な旅をしてきて、いちばん大切なものは家族だということをみんな学んできました。愛する人といるところが故郷になるのだ、と。東日本大震災とダブらせて見るとつらいところがあるかも知れません。私は震災は体験していませんが、東北出身で、被災地を訪ねました。そこで強く生きる子供たちを目の当たりにしました。この映画で、みんなが希望を見てほしい。いや、軽々しく言うことは出来ません。ただ、ひとついえることは、家族の絆、人々の支えが大事ということです。『アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険』リリース日 :12月7日(金)「3枚組 3D&2Dブルーレイ&DVD&デジタルコピー[初回生産限定]」…5990円「2枚組 ブルーレイ&DVD&デジタルコピー[初回生産限定]」…4190円DVD…3490円