広島県は、新たながん対策「広島県がんよろず相談医」の活動を広島県医師会とタッグを組んで行うこととし、11月7日に県医師会と協定を締結した。 この活動は、県民に身近な「かかりつけ医」を「広島県がんよろず相談医」に認定し、治療などで医療機関を訪れた患者に対し、診療の合間にがん検診の受診勧奨を行ったり、がん医療に関する相談を行ったりするもの。この全国で初めての取り組みを通し、県民がどこに住んでいても、がん検診を適切に受診でき、最適ながん医療に繋げていくことを目指すという。 県は、県医師会へ委託して研修を実施(11月14日以降順次)し、研修修了者を「広島県がんよろず相談医」として認定。認定されたドクターには、院内掲出用の認定プレートが交付されるという。尚、サポート開始は平成25年3月1日からを予定している。