ソフトバンク・テクノロジー(SBT)とトレンドマイクロは1日、ソフトバンク・テクノロジーが社内のクライアント環境300台を仮想デスクトップへ移行するとともに、仮想マシンのセキュリティ対策に「Trend Micro Deep Security」を採用したことを発表した。 BCP(事業継続計画)対策が目的で、災害時に交通機関が停止・混乱しオフィスに出社できない場合においても、平時通りに業務を継続する仕組みを構築、8月より本格稼働を開始しているという。 また、各仮想マシンにエージェントをインストールするセキュリティソフトでは、1台のホストマシン上で多数の仮想マシンが同時にウイルス検索を行った場合にリソース消費が集中する懸念があるため、「Trend Micro Deep Security」のバーチャルアプライアンスによるエージェントレスのウイルス対策を採用したとしている。 今後ソフトバンク・テクノロジーは、自社導入により培ったノウハウを基に、仮想デスクトップ移行時のコンサルティングサービスやBCP対策製品を組み合わせたBCPトータルソリューションを12月から提供する。