ホワイトレーベルスペースのプロジェクトは、Googleがスポンサーする国際宇宙開発レース、「Google Lunar X PRIZE」(グーグル・ルナー・エックスプライズ)がきっかけとなっており、また日本チームとして唯一の参加(世界各国から25の民間組織が参加)となっている。ホワイトレーベルスペースでは、日本が得意とする小型軽量化の技術を生かした月面探査車(月面探査ローバー)を開発し、15年末に月面探査を実行する予定だ。
Google Lunar X PRIZEは、Googleがスポンサーとなり、X PRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3000万ドルの国際賞金レースだ。ミッションは、15年12月31日までに月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500メートル以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信すること。世界16ヵ国から25チームが参加している。