国内では8月25日に全国公開となり、大ヒットとなっている映画『るろうに剣心』が、いよいよ米国で姿を見せる。12月14日から16日までの3日間、ロサンゼルス・ハリウッドで開催される日本映画祭「LA EigaFest 2012」で北米プレミアが行われることが決まった。本作は映画祭のオープニングを飾り、目玉作品となる。プレミアイベントには大友啓史監督が出席、さらに記者会見、レッドカーペットイベント、オープニングセレモニーにも登場する。ロサンゼルスの映画ファン、映画関係者に作品の魅力を紹介する。LA EigaFestは、日本映画に特化したイベントとして2011年にJapan Film Society の主催でスタート、今年で2回目を迎える。米国人に広く、日本の映画や文化を紹介し、日米の相互理解を深めることを目的としている。日本映画や日本の影響を強く受けた映画をプログラムにした上映をする。さらに日米の映画業界の人材発掘やビジネス機会の創出を目指す。日本での大ヒット作『るろうに剣心』はそうした場に、相応しいものと言える。このほか上映作品も充実している。アニメ映画からは『おおかみこどもの雨と雪』、マンガ原作のヒット作『テルマエ・ロマエ』、『ヘルタースケルター』、さらに『桐島、部活やめるってよ』、『のぼうの城』、『らくごえいが』など決定している。大型作品だけでなく、日本のショートショートフィルムフェスティバルから4作品が招待し、映画祭のコンペティションの入選6作品など新しい才能も紹介する。『るろうに剣心』は、和月伸宏さんの原作マンガ、そのテレビアニメ劇場アニメ化作品を通じて、米国でも人気が高い。映画製作発表当初から、海外からの関心も高かった。今回はその初披露となるだけに、現地でも大きな話題を呼びそうだ。LA EigaFest 2012公式サイト http://www.laeigafest.com/