焼き魚や刺し身など、日本の食卓ではなじみの深い魚介類。世界各国と比べても日本の魚介類の消費量は多いと思われがちだが、世界には我が国よりも多く消費している国があるようだ。 旅行者向け口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「世界のお魚消費量 TOP25」によると、魚介類の消費量が多い国の1位は、インド洋に浮かぶリゾートとして人気のモルディブ。1人あたりの1日の消費量は381gで、これは中くらいのサイズのイワシでおよそ5尾弱。世界平均の51gの7倍以上という結果となった。周囲を資源豊富な海に囲まれている一方で、牧畜などが難しい環境のため、同国では魚介類が貴重なタンパク源となっているようだ。 以下は2位がアイスランドで、消費量は242g。次いで3位はキリバス(198g)、4位はポルトガル(167g)、5位はセイシェル(157g)と、海洋国が並ぶ。 日本は? というと、ようやく6位にランクイン。消費量は155gで、イワシに換算すると約2尾となっている。