東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)と日本マイクロソフトは3日、入力デバイス「Kinect for Windows」を応用し、重度の障害がある方の活動を支援するソリューション「OAK」(オーク:Observation and Access with Kinect)を共同開発したことを発表した。
「Kinect for Windows」は、音声認識やモーションセンサー、骨格追跡などの最新のテクノロジーを応用し、身ぶり手ぶりでの操作を可能とするWindowsパソコン向けの入力デバイス。今回両者が開発した「OAK」は、脳性まひや脊髄性筋萎縮症などにより重度の障害がある人の任意の動き(例:口の開閉や、手の動きなど)をKinect for Windowsセンサーで検出し、意思を表したり、能動的に活動したりすることを支援するソリューションとなっている。