グーグル(Google)が、交通事故による死傷者を減らす目的で開発を進めている自動運転車、「ロボットカー」。このほど、その実用化に向けて、一歩前進する出来事があった。これは9月25日、米国カリフォルニア州のグーグル本社で実施されたもの。同州のジェリー・ブラウン知事がグーグル本社を訪問。同州におけるロボットカーの公道試験走行を認める法案に署名したのだ。これにより、グーグルのロボットカーは、同州の公道で、実用化に向けた各種テストが堂々と行える体制となる。グーグルは、先代トヨタ『プリウス』をベースにしたロボットカーを開発。すでに延べ30万マイル(約48万km)以上のテスト走行テストを行ってきた。また最新、レクサス『RX』ベースのテストカーを導入したばかり。カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は、「今回の法案成立によって、カリフォルニア州はロボットカーの開発の最前線になる」とコメント。グーグルの共同創業者、サーゲイ・ブリン氏は、「ロボットカーは交通安全を高める今までにない画期的技術」と述べている。
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