イードは、カフェグルーヴが運営する映画ウェブメディア「cinemacafe.net」(シネマカフェ)の事業を2012年10月1日付でカフェグルーヴから譲り受け、同日よりイードで運営を開始した。「シネマカフェ」の編集部員5名はイードへ転籍する。 「シネマカフェ」は1997年11月にスタートし、約15年間運営されている映画情報メディアだ。月間ページビューは700万を超え、メールニュースを届けるシネマカフェ会員は14万2000人いる。ユーザーの7割は女性で、20代から50代までの幅広い年齢層をカバーする。 主な収入源は映画関連のバナー広告やタイアップ広告だ。また映画の公式サイト制作も受託している。メディアと連携するサービスとして「cinemacafeFit」(シネマカフェフィット)を運営し、提携している映画館のチケットの予約・購入が可能。 イードでは、「イードメディアプラットフォーム構想」の拡大という観点から、今回の事業取得に至った。同社はこれで「映画」というジャンルに対してアプローチが可能となった。イードはあらゆる業界からの情報発信することを成長戦略として、事業の拡大をめざす。