銀座泰江内科クリニックでは、メタボリックシンドロームの鍵となる内臓脂肪を測定し、専門医が診断、指導するメタボドックを10月1日より開始する。 院長の泰江慎太郎氏は、大学病院でメタボ患者の脂肪組織を100例以上直接採取、解析することによってメタボの病態を研究。1日約400kcal制限の超低カロリー食事療法で患者に15~30kgの減量を成功させてきた。今回はそのノウハウを生かして新しいメタボドックを提案する。 近年では内臓脂肪の蓄積が高血圧・糖尿病・脂質異常の原因となり、更に動脈硬化や血管病を招くことは「メタボ」として広く知られている。これまで、内臓脂肪蓄積を推定するには腹囲や、放射線被ばくを伴うCTが用いられていたが、正確性や安全性などの面で問題があったという。今回の新しいメタボドックでは、世界初の「デュアルインピーダンス法」という技術により内臓脂肪を安全・簡便・正確に測定できるとのこと。 同クリニックではメタボドック開始にあたり、10月1日から10月31日まで期間限定(1日5人まで)、1回2,000円のドック「The GINZA メタボドック20」を用意。一人でも多くの人にメタボ予防の重要性を知ってもらうことを目的としているという。