総務省は9月28日、2人以上の世帯の家計調査報告について、2012年8月分の速報結果を公表した。消費支出は、1世帯あたり286,036円で前年同月比実質1.8%の増加、前月比実質2.2%の増加。このうち教育費は、6,794円と7か月ぶりの実質減少で前年同月比実質5%の減少となっている。 同調査は、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査している。 教育費6,794円の内訳をみると、「授業料等」4,574円(前年同月比実質2.1%減)、「教科書・学習参考教材」71円(同25.6%減)、「補習教育」2.149円(同10.6%減) また、教養娯楽費は30,544円で3か月連続の実質減少、前年同月比実質1.3%の減少。「教養娯楽用品」や「教養娯楽用耐久財」が減少している一方、「外国パック旅行費」や「自動車教習料」が増加している。