京都市勧業館(みやこめっせ)にて9月21日~23日にかけて開催された、「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」にてリブリカが提供するニンテンドー3DSソフト『どこでも本屋さん』が出展されていたのでプレイレポートをお届けします。ダウンロードソフトである『どこでも本屋さん』はニンテンドー3DS用の電子書籍ビュワーです。ソフト自体は無料でダウンロードでき、ソフト内から電子書籍コンテンツをニンテンドーポイントやクレジットカードなどを使って購入する仕組み。電子書籍コンテンツはニンテンドー3DS内のSDカードに保存されます。新旧様々な作品が配信予定で、「ワンピース」や「ドラゴンボール」などサービス開始時点で100以上のタイトルがニンテンドー3DSで楽しめるほか、毎週、新刊や続刊が追加される予定です。また、「いつの間に通信」や「すれちがい通信」を利用した機能も存在。配信コンテンツの試し読みなどが行える毎週配信の無料カタログマガジン「週刊いつログ」や、ユーザーが購入したコンテンツ履歴から、お気に入りコンテンツをプロフィールカード形式で紹介できる「マンガプロフ」といった機能も提供予定です。京まふ会場では「生徒会の一存」「ケメコデラックス!」「宇宙兄弟」「るろうに剣心」「ワンピース」「名探偵コナン」「日常」「テルマエ・ロマエ」など、新旧様々な作品を試し読みすることが出来ました。操作はいたってシンプル。タッチスクリーンのみでも行うことができるほか、ボタン操作にも対応しているのが特徴です。下画面にページ全体が、上画面にページの拡大面が表示される仕様です。電子書籍ビュワーとしてタッチスクリーンを用いているデバイスは他にもありましたが、スライドパッドによるなめらかな上画面の拡大面の移動や、十字ボタン左右によるページ送り、L・Rボタンによる拡大縮小といった「ボタン操作」により、タッチスクリーンだけでは実現できない、より快適な操作性で漫画を楽しむことができました。ソフトは地元京都の有力ゲームメーカーであるトーセが開発しているだけあり、しっかりした作りという印象を受けました。『どこでも本屋さん』は、今秋サービス開始予定です。(C)鳥山明・バードスタジオ/集英社(C)葵せきな・狗神煌・10mo/富士見書房(C)いわさきまさかず/メディアワークス(C)小山宙哉/講談社(C)和月伸宏/集英社(C)尾田栄一郎/集英社(C)青山剛昌/小学館(C)あらゐけいいち/角川書店(C)ヤマザキマリ/エンターブレイン