ジーエムピージャパンは、10月から炊飯器「なでしこ健康生活」の販売を開始する。特徴は、玄米を発芽から炊飯まで全自動で行うこと。玄米を洗って適量の水とともに炊飯器に入れ、「発芽炊飯」キー、発芽時間の「時」キー、「炊飯」キーで調理設定を行う。発芽した新芽に栄養が多く含まれているという点に注目した製品で、自然食品店、お米屋さんなどへの販売を行い、一般消費者には直接販売しない。 熱伝導率が高いとして釜にダイヤモンドコーティングを採用。釜の温度や圧力を自動制御し、69~77度で温度調節、圧力保温する。サイズは28×37×27.2cm、重量5.45kg。最大調理容量は1.08Lとなっている。 同社ブースにいた担当者によると「炊飯器の出荷台数は年間600万台。そのうちの1%が特殊な炊飯器となる。その市場がターゲットになる」としている。