マイクロソフトディベロップメントは14日、Outlook.comおよびWindows 8で絵文字が利用可能となったことを公表した。Windows Live日本チームの公式ブログで明らかにされた。 日本の携帯電話では、各社が異なる文字コードを用いて絵文字を扱っているため、携帯各社の絵文字とUnicode標準絵文字の変換表を用いて、受信した絵文字の変換を行うことにより、表示を可能としたという。米国のWindowsおよびWindows Live開発チームとの共同プロジェクトのなかで、日本のWindows Live開発チームが中心となり新機能を設計・開発した。 絵文字はOutlook.com、Windows 8、およびWindows Phoneで共通のデザインになっており、Windows 8をはじめ、Apple iPad(iOS 5.0以降)、Apple Mac(OS X Version 10.8“Lion” 以降)で送られたメール、および、iモードメール、EZwebメール、S!メール、Eメール(i)から送られた絵文字が、Outlook.comで表示できるようにアップデートされたとのこと。 また、スマートフォンのメールアプリでOutlook.com、Hotmailを利用している場合、絵文字が以前のように「〓」に置き換えられて表示されることなく正しく表示されるようになった。 各キャリアの絵文字の受信に関しては、Hotmailの既存ドメイン(hotmail.co.jp、hotmail.com、live.jp、live.com、msn.com)はすでに対応済みだったが、Outlook.comの新しいドメインに関して今後対応する予定。