第13回世界女子ソフトボール選手権大会決勝が22日、カナダのカナダ・ホワイトホースで行われ、日本対アメリカの決勝戦は10インニングスの延長となり、2対1で日本が勝利した。日本の優勝は42年ぶり2回目。 日本のエース、上野由岐子は10インニングスを投げ切り、被安打3本、3奪三振。アメリカは先発ケイラニ・リケッツが9回まで投げ、2人継投の後、リケッチが再登板。3人で被安打5本、リケッツは10奪三振だった。 このように試合は好投、攻守の均衡した展開で両軍無得点のまま正規の7回を過ぎ、延長へ。延長は走者2塁で攻撃が始まる“タイブレーカー”ルールだ。最初の得点は9回表の日本だった。古田真輝のシングルで河野美里が生還する。しかしその裏すぐにアメリカもローレン・ギブソンのシングルでクリスティーン・オレゴンが生還し同点とする。 そして10回表、大久保美紗のスクイズで坂元令奈が勝ち越しのホームイン。10回裏、アメリカは無得点に終わり、日本が大会2度目の優勝となった。アメリカは1986年以来7連覇していた。 日本の上野が金メダルを獲得したこの日は、彼女の30回目の誕生日だった。
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