7月7日から東京・お台場の日本科学未来館で、子どもたちに人気のマンガを通して科学を体験する企画展「『科学で体験するマンガ展』~時を超える夢のヒーロー~」がスタートした。『怪物くん』、『サイボーグ009』、『鉄腕アトム』、『ドラえもん』、『ひみつのアッコちゃん』の5つの作品の世界観をもとに、様々な体験が行えるユニークな企画である。楽しいだけでなく、最新の科学も知ることも出来る。夏休みシーズンを迎えた子どもたちにも、人気を呼びそうだ。今回の企画展で特にうれしいのは、注目したいのは、それぞれのアトラクションがどれも天井の高い会場に合わせたかなり大きなサイズとなっていることだ。スクリーンを使った体験が多く準備されているが、そうした映像が目の前いっぱいに広がる。例えば、「アトムと一緒に空をこえよう!」では、‘3D衛星画像マップ’を使った飛行体験が3面に広がった大型映像とともに楽しめる。東京の空を飛んでいるかのような体験ができる。このほか会場に登場する技術は、“画像処理技術”、“ストップモーションゴーグル”、“音声認識技術”、“顔画像認識技術”などだ。言葉や解説を見ると難しくも感じるが、体験することで最新技術がリアルに感じられる。全体に展示を眺めるのでなく、体を動かしながら楽しむものとなっている。博物館の展示と思わずに、まさに体験する場として訪れたい。開催は7月7日から10月15日まで、企画展のみは大人1000円、18 歳以下600円、常設展もあわせると大人1300円、18 歳以下700円となる。企画展 『科学で体験するマンガ展』~時を超える夢のヒーロー~ http://kagaku-manga-ten.jp 会期 :2012年7月7日(土)~10月15日(月) 開催時間: 10時~17時 場所: 日本科学未来館 主催: 日本科学未来館、「科学で体験するマンガ展」製作委員会特別協賛: 小学館(創業90周年イベント) 後援: 文部科学省 協力: IMAGICAイメージワークス、TYO-ID Productions、乃村工藝社、マックレイ(50 音順) 詳細は公式サイトにて確認ください。