ネットワーク広告の調査会社である米チティカは14日(現地時間)、タブレット端末のネットワークトラフィックについての調査を発表した。iPadが全タブレット端末のトラフィックの91%を占めていることがわかった。 この調査はチティカの広告ネットワークからサンプルを取って調べたもので、6月4日~6月10日までのデータ。その結果によるとiPadのトラフィックは全体の91.07%を占めた。圧倒的なシェアだが、同社の前回の調査では94.64%に達しており、それに比べると下がっていることになる。同社では、Androidタブレットは多くの製品から選べ、非常に低価格な製品もあることがその原因としている。 iPadを除いたタブレットでトラフィックが多かったのは、サムスンのGALAXY Tab、Acer Konia、東芝 Thriveなど。ここでもサムスンが強さを見せるが、それでも全トラフィックに占める割合は1.77%に過ぎない。 チティカではこのデータの注目すべきポイントとして、Barnes&NobleのNookとKindle Fireを挙げている。NookはKindle Fireと比べると地味な存在と思われているが、そのトラフィックはKindle Fireより多いのだ。チティカによるとKindle Fireは前回調査と比較してそのシェアを維持しているが、Nookがそれを抜き去った。NookはBarnes&Nobleの新しい広告キャンペーンが奏功し、人気が高まっているとしている。
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