博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は13日、生活者のメディア接触の現状を分析する「メディア定点調査2012」の結果を公表した。調査期間は2月3日~16日で、4地区計2651サンプル(東京659、大阪666、愛知676、高知650)の回答を得た。 東京地区の調査結果によると、マス4媒体とインターネット2媒体(パソコン、携帯電話+スマートフォン)を合わせた「1日のメディア接触時間」は、5時間51分(週平均)だった。2010年以降はほぼ同数値となっており、1日のメディア接触時間は生活時間のなかで飽和状態になってきていると推定された。地デジ化、震災によるメディア接触時間に大きな変化は見られなかったと推察される。 近年の傾向として、パソコンおよび携帯電話(スマートフォン含む)からの「インターネット時間」が増加していたが、特に「携帯電話からのインターネット時間」が40.4分と、2008年からの4年間で2.3倍以上となっており顕著な増加を示した。「携帯電話からのインターネット時間」は、これまで10代女性の接触時間が高い傾向にあったが、10~40代男女の幅広い層で接触時間が増加。10代では男女とも携帯電話からのインターネット時間が、パソコンからのインターネット時間を上回った。 スマートフォンの所有状況は、東京地区31.0%で2011年の16.5%から倍増、大阪地区では2011年の8.7%から2012年は26.8%と約3倍になっている。性年齢別の所有状況だと、東京地区では、男性20代・30代、女性20代においては約6割となっており、若年層においては半数を超える所有状況となっている。 東京地区での1日あたりのソーシャルメディア利用時間は、23.3分。男女10~30代で利用時間が高い結果になった。地区別では、特に東京地区におけるソーシャルメディアの利用の高さが伺えた。
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